妊娠してお腹が大きくなると妊娠線という線がお腹やお尻などに出てきてしまいます。この線は一度できてしまうと消すことが難しいと言われているため、ボディクリームなどで予防していくことが大切です。
また、いつから予防を始めたら良いのか気になっているという人もいるでしょう。
気になる線ができる
妊娠線とはお腹やお尻、胸、太もも、二の腕などにできてしまうものなのですが、妊娠5~7ヶ月くらいでできやすくなるということです。
また、できやすさには個人差もありますし、全くできない人もいるということです。
一般的に出産後は少しずつ目立たなくなりますが、完全に消すことはできないとされています。
このような線はなぜできてしまうのかということですが、妊娠5~7ヶ月くらいになるとお腹が急激に大きくなるため、皮膚の下にある真皮という組織がその伸びについていけなくなってしまうのです。
また、妊娠中は肌の新陳代謝を抑制するホルモンの分泌が増えてしまいます。
結果として肌は弾力を失ってしまいますし、裂けやすい状態になってしまうのです。
いつから予防するのか
妊娠中はホルモンの影響で体質が変化していますし、普段よりも肌トラブルが起こりやすい状態となっています。妊娠線を予防したいという場合、人気のボディクリームを使って肌の保湿ケアを行うと良いでしょう。
しかし、肌に合わないボディクリームを使うと肌トラブルが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。妊娠5ヶ月頃になると少しずつ肌の状態も落ち着いてくるため、そのくらいから予防をしていくと良いでしょう。
ちなみに、痒みなどの症状がない場合は妊娠初期から対策を行うのがおすすめです。
クリームがおすすめ
妊娠線はお腹以外にできてしまうものですし、乾燥が気になる場合は保湿効果のあるボディクリームを使って肌に潤いを与えるようにしましょう。
クリームは入浴後などに使うのが良く、リラックス効果も得られるということです。
ちなみに、保湿ケアは毎日行うことが大切であり、続けやすい価格の商品を選んでいくことがポイントです。
妊娠すると急激に体重が増加してしまうのですが、真皮や皮下脂肪はお腹の急激な伸びについていくことができません。急激に体重が増えると妊娠線ができやすくなってしまうため、体重は少しずつ増えていくように心がけましょう。
妊娠5ヶ月頃になったら体重を管理するために適度な運動を行うことも大切です。また、既にできてしまった妊娠線を薄くしたいという場合、保湿ケアを行うことがポイントです。