出産後に体に残った妊娠線に悩まされる人は少なくありません。

妊娠中のようにその線が赤く目立つ、かゆみに悩まされるという事はなくなっていきますが、完全に消えるという事はありません。

妊娠中と出産後と

妊娠線というのは、妊娠によって急激に大きくなるお腹に皮膚が耐えきれない状態になった時にできる肉割れで、できてしまうとその線が目立ってしまうだけでなく、痒み等の不快感に悩まされる事になります。

出産をすれば妊娠中のような張りはなくなる為、徐々に線の色は落ち着き、不快感も収まっていく事になりますが、その線は体に刻まれたまま残るだけでなく、妊娠前と比べてお腹の手触りも変わってくる事になります。

その為、妊娠前は問題なく着る事ができたビキニを着る事に抵抗を感じるようになる等の影響が出てきます。

跡を目立たなくするには

妊娠線を完全に消したいと考える人は少なくありませんが、一度出来てしまうと、美容系のクリニックでレーザー治療を受けても完全に消す事は難しくなります。

ただ、出産後にできる対策をしておくだけでも、残る跡を目立ちにくい状態に変えていく事が出来ます。

現在、そんな消えにくい妊娠線を消す為のクリームも販売され、注目を集めています。

クリームの選び方は

妊娠線を消したいと考えたら、消す為の専用のクリームを使う方が良いか、一般的な保湿ケア用のボディクリームを使う方が良いか悩む人は少なくありません。

専用のクリームの場合、保湿成分だけでなく、肌の新陳代謝を活性化させる成分も含まれている事が多く、それにより早く線を目立たない状態へと変えていく効果を期待できます。ただ、値段は安いものではありません。

それに対して、市販されている保湿クリームはとても手頃な値段で購入する事ができる為、お腹にしっかりと塗ってケアをしていく事が出来ます。

ただ、一般的なボディクリームの場合、期待できる効果は保湿ケアに関する効果で、肌の新陳代謝を高めていく効果までは期待できません。ですから、効果が出るまで時間がかかってしまう可能性が高くなります。

その為、専用のクリームと保湿ケア用のクリームにはそれぞれメリットとデメリットがあります。本気で消したいなら専用のクリームがおすすめですが、安く済ませたいなら市販のものを選んでも良いでしょう。

出産後に対策をしなければ、妊娠線が目立つ状態で残ってしまう可能性もあるだけに、できる対策はしておく事がおすすめです。