油断しているとできてしまう妊娠線は、クリームを塗ってしっかりと予防する必要があります。皮膚の伸びについていけずにできた亀裂のため、保湿を行い乾燥を防ぐことと皮膚を柔らかくし弾力のある状態にすることが重要なポイントになります。
予防クリームの選び方
妊娠線予防のためには、選び方にもポイントがあります。
妊娠中は、肌がいつもよりも敏感な状態です。特に初期の頃はつわりにより匂いにも敏感な状態となるため、肌に優しく低刺激なタイプがおすすめです。
無添加かつ低刺激なものをできるだけ選ぶようにします。
無香料タイプがあればその方が匂いが気にならないこともありますが、自分の気に入った匂いがあれば、リラックスモードにも入りやすくなるためおすすめです。
ただし、強い匂いのものよりは優しい香りのタイプを選ぶようにします。
効果的な塗り方
効果的な塗り方としては、お風呂あがりに行うこと、優しくマッサージをしながら行うこと、背中や太ももの裏など自分では塗りにくい場所は、パートナーにケアしてもらうことです。
お風呂上がりは、身体が温まり血行が良くなっており、水分が肌全体に行き届いた状態です。
肌質によっても異なりますが、乾燥肌の場合には、先にクリームを塗ってからオイルを塗ったほうが、肌に水分が浸透した状態で塗ることができます。
塗り残しがあるとその部分に妊娠線ができてしまうため、お腹が大きくなるにつれ見えづらくなったり塗りづらくなったりするため、パートナーにも手伝って塗り残しを防ぐようにします。
クリームは手のひらにたっぷりと取り、お腹の中心からわき腹にかけて広げて行きます。
忙しい人は、浸透力の高いタイプを選ぶことでマッサージ時間を短縮できます。
できてから塗った場合の効果
すでにできてしまった妊娠線でもクリームやオイルを使って保湿してあげることで徐々に薄くなっていくこともあります。
オイルを先に塗ることで、浸透しやすくなります。オイルは、ホホバオイルやココナッツオイルなどがあります。特にホホバオイルはベビーマッサージにもよく使われるタイプのオイルであり、赤ちゃんの便秘マッサージなどにも使うことができます。
すでにできてしまった場合には、保湿ケアと合わせて、新陳代謝が促進させるために、規則正しい生活を心がけるようにします。1日3食のバランスの良い食事や温かい飲み物を飲むことを心がけることで、クリームやオイルによる保湿ケアがより効果的になってきます。