妊婦さんの約7割に出てしまうと言われる妊娠線は一度できてしまうと消すのが難しいものです。傷跡が落ち着いても白っぽくなって残るので、コンプレックスに感じている人も多いのではないでしょうか。
お腹だけならなんとか隠すこともできますが、二の腕や太ももにできてしまうと、露出度の高い服装をすると目立ってしまいます。おしゃれを楽しめなかったり、水着になれないなど深刻に悩んでいるママも多いようです。
消せるものならなんとか消したいと思って色々対策している人も多いようで、妊娠線を気にしている人の中には、小林製薬の傷跡治療薬「アットノン」を塗り込んでケアしているという人もいるようです。
アットノンとは?
CMでお馴染みの小林製薬アットノンは傷跡に効くと言われており、妊娠線を消す為に使っている人もいるようです。
傷跡に効くと言われているのはヘパリン類似成分で、水分保持や抗炎症作用、血行促進作用があり、肌の新陳代謝を促進することで傷跡を残りにくくするという医薬品です。
効果があるのは赤みや赤茶色が残っていて、盛り上がりやつっぱり感が残っている傷跡です。
やけどやひじやひざなどの角化症、手足のひび・あかぎれなどに効果的だと言われています。
妊娠線にも効果がある?
アットノンの効果が期待できるのは、赤みや赤茶色が残っていて、盛り上がりやつっぱり感が残っている傷跡で、薄ピンクの皮がピンと張っている状態やその部分だけ肌が白っぽくなっているような傷跡には効果がありません。
妊娠線はできたばかりの時には赤みがありますが、その後白くなります。
できて間もない時ならまだ効果を期待することはできますが白くなってしまうと薄くするのは難しいと言えるでしょう。白くなってからではなく、まだ赤みを帯びている時にあくまでも保湿ケアとして試しに使ってみるというのが良さそうです。
後悔しないためには予防が一番
妊娠線は一度できてしまうと、完全に消すのはなかなか難しいものです。皮膚の奥の奥、真皮細胞を傷つけた状態なので、表面だけのケアでは改善することができないのです。
たとえ美容外科で治療してもらった場合でも完全に消すのは難しいと言われています。
美容外科でも消せないものを傷跡ケアのクリームで消すのは難しいでしょう。
後悔しないためには、できてしまってからのケアよりも予防が大切です。
最近では妊娠線の予防に効果的なクリームがたくさん発売されています。
妊娠が分かったらなるべく早めにケアを開始して妊娠線を予防しましょう。