妊娠線というのは妊娠中にお腹等に出来る肉割れの事です。
急激に大きくなるお腹の状態に皮膚が耐えきれなくなった時に表皮が裂けて出来るもので、妊娠中は赤い色の線が目立つ状態が続きます。
肉割れ対策の基本は保湿
出産をすれば、徐々にその色は落ち着き、白っぽく目立たない状態へと変わっていきますが、完全に消える事はなく、角度によってはその線が見え、線がある事でお腹の手触りも変わってくる事になります。
そんな妊娠線に悩まされたくないと考えた場合に最も有効な方法は、妊娠をしてから行う保湿ケアです。保湿がしっかりとしていればそれだけ肉割れは起きにくい状態になります。
ただ、それでも肉割れが起きてしまう可能性もあります。
その場合、諦めるしかないかといえば、産後にしっかりとケアをする事で、通常よりも目立ちにくい状態を作っていく事が出来ます。
産後のケアもお忘れなく!
完全に消す事は難しくても、少しでも綺麗な状態に戻したいと考えるのであれば、産後のケアを意識しておく事がおすすめです。その為に有効になってくるのが、保湿ケアや新陳代謝を高める為の対策です。
妊娠中は妊娠線を作らない為にお腹にしっかりと保湿クリームを塗っていても、出産をしてからはもう必要ないと塗るのを辞めてしまう人は少なくありません。
ですが、肌が乾燥していると、肌の新陳代謝の妨げになる事が多く、その為、妊娠線がよりしっかりと肌に刻まれてしまう可能性があります。
それよりも、保湿をして肌の新陳代謝を高めやすい状態を作っておく事がおすすめです。
現在は、産後用のクリームも販売されています。
美容成分まで配合されたクリームを選べば、よりきれいなお腹になる効果を期待できますが、しっかりと塗る事、長く塗り続ける事を考えると、安くて使いやすいものを選んでおくという事もおすすめです。
新陳代謝アップの対策
更に、新陳代謝を高める為の対策をしておく事も大切です。
その為には、栄養バランスのよい食事を心がける、飲み物はなるべく温かい飲み物を選び、体を温めるようにする、血流が改善しやすいようにウォーキング等、全身を使った運動をしておく等がおすすめです。
更に、授乳が終わればプラセンタサプリを飲んでおくという方法も良いでしょう。これ以外にも、美容系のクリニックでレーザー治療を受ければ、それによっても薄く目立たなく変えていく事が出来ます。
出来てしまった妊娠線を完全に消す事は難しいですが、対策をするかしないかによってその跡の状態は大きく変わってきます。