妊娠線は出来てしまった後では改善が難しくなるため出来てしまう前に予防を行うことが重要だと言われていますが、妊娠線予防用クリームではない市販のクリームでも効果は期待できるのでしょうか。
妊娠線ができる理由とは
赤ちゃんは毎日成長していきぐんぐんとお母さんのお腹は大きくなって行きます。
しかしお母さんのお腹の皮膚は赤ちゃんの成長のスピードについていけなくなってしまい、角質層の下にある真皮が断裂してしまいます。
これが妊娠線になってしまうのですが、予防法としてクリームなどを塗って肌を保湿し、赤ちゃんの成長に合わせて皮膚が伸びやすくしておくことで予防効果があると言われています。
特に臨月近くになると「もうすぐ生まれるし、今まで大丈夫だったから」と手を抜いてしまいがちなのですが、2~3日お手入れをしなかっただけでもぐんと赤ちゃんが成長してしまって妊娠線が出来てしまうこともあります。
市販のクリームとの違いとは
保湿効果があって皮膚をしなやかに伸びやすくできるのならば、わざわざ専用のものを購入しなくてもいいんじゃないかと思うかもしれません。
しかし妊娠をするとホルモンの分泌量の変化などが起こるためお母さん自身の身体が今まで使っていたものに対しても敏感に反応してしまってかゆみや発赤を引き起こしてしまう可能性があります。
また、市販のクリームはリラックス効果を重視したアロマ成分や肌を滑らかにするなど触り心地などを重視して製品化されているという特徴があります。
そのため、妊娠線を予防するという効果を発揮するためには肌の奥にある真皮にまで成分を届けなければいけないのですが、肌の表面側にある角質層だけを保湿する効果があるものでは少し物足りないと感じてしまうかもしれません。
出来れば専用のものを使おう
肌の奥深くまでしっかりと潤いを与えてくれて、赤ちゃんの成長に対応できる皮膚を作り上げることが妊娠線の予防には重要です。
そのために必要な成分が配合されているのはやはり専用のものだと言えるでしょう。
さらに専用のクリームの特徴として、赤ちゃんに影響があるのではないかと心配になってしまうような化学的な合成成分が配合されていないものや、お母さん自身の肌に安心な自然素材を利用して作られているものが多くありますので妊娠中の敏感な肌であっても安心して使用することができます。
また専用のものを使うメリットとしては、万が一妊娠線が出来てしまったとしても続けて塗って行くことで改善効果が期待しやすくなることです。