赤ちゃんが生まれることはとても幸せなことですが、いざ鏡に映った自分の姿を見てがっかりということも少なくありません。
出産が女性の体に与える影響は大きく、産前の体に完全に戻ることは美容面も含め、難しく産後の大きな課題となります。
やっかいな妊娠線
中でもできてしまうと厄介なのが妊娠線です。妊娠線とは、妊娠中に大きくなるお腹や太ももなどにできてしまう肉割れのようなラインです。
急激な体重増加や体質が原因と言われていて、お腹が大きくなり始める妊娠5か月ごろからでき始めます。
きちんと予防対策をとることである程度は防げるものですが、ついつい保湿などをさぼってしまうといつのまにかできてしまうことになります。
産後、赤かった妊娠線は徐々に白っぽく目立たなくなっていきます。それでも水着などを着れば目につくので気になります。
妊娠線ができてしまったらもう水着を着ることはできないのでしょうか。
妊娠線はできてしまってからではもう消すことができないといわれています。
しかし、薄くすることは可能なので根気よくケアすることが大事です。
妊娠線のケア方法
まずは最も手軽な保湿を徹底する方法です。
予防対策としても有効な保湿ですが、できてしまってからでも専用クリームなどをしっかり塗り込むことである程度は改善できます。
妊娠中に利用していたクリームをそのまま使い続けても問題ありませんし、より保湿効果の高いオイルなどでマッサージをしても代謝がよくなりおすすめです。
お風呂上りやリラックスタイムにクリームやオイルをたっぷり手に取って、気になる部分をやさしくマッサージしましょう。
確実に消したい場合は美容クリニックに相談
どうしても確実に早く消してしまいたいというときは美容クリニックに相談するという手があります。コストの面で負担が大きくなりますが、レーザー治療はメスも使わず短期間で治療ができるので妊娠線を消すためにも多く使われる手法です。
まれにレーザーによるやけどの症状がみられることがあります。
水着を自信をもって着こなすために、妊娠線を消してしまいたいという気持ちはわかります。しかし、母になった勲章と考えれば少しも恥ずかしいものではありません。
体質によって全くできないという人もいますが、妊娠すれば約半数以上の女性にできるものなので、悩んでいるのは一人だけではないはずです。
いつまでも美しい女性でいたいというのは、母親であっても同じことです。産前からできるケアを忘れずに、できてしまってからでも慌てず、根気よくケアして妊娠線と上手に付き合っていきましょう。