妊娠していることを周囲の人に言うと色々なアドバイスをされることがあります。
実際に妊婦を経験したことのある人からのアドバイスは参考になりますが中には迷信なのか医学的根拠のあることなのかわからないものもあるでしょう。
例えば妊婦は伸びをしてはいけないというのがありますがこれは本当のところはどうなのでしょうか、迷信なのかどうかわからないものを信じるのではなく医学的根拠に基づいたものを信じることが大事ですので伸びが本当に危険なのかどうか検証していきましょう。
伸びがいけないの本当の意味
医学的には妊婦が伸びをしてはいけないというものは有りません。
妊婦でも体を適度に動かすことが大事ですしストレッチもしなければいけません。ストレッチの動きの中には伸びもありますし、もしもそういった物が危険なら妊婦向け体操と言うものは存在しません。
それではなぜこのような迷信が広がったのでしょうか。
体を伸ばすとへその緒が赤ちゃんの首にまきつくという風に言われています伸ばしたからと言ってそうなる事は有りません。そもそも巻き付く原因は胎児が動き回ることが原因なのです。一回くらい巻き付いたくらいでしたら問題なく出産出来ます。
また、ここでいう伸びと言うのは体を伸ばすことではなく立ってせのびをすることなのです、厳密にいえばこれも実は医学的に問題のあることではありませんが、せのびをした時にバランスを崩してこけてしまい赤ちゃんにリスクがあることから危険と言われています。
妊娠してる時は普段とは違いお腹が重たくなるのでせのびをするとバランスが取れにくいのです。とにかくコケるようなことは危険ですのでもしもつま先を伸ばしたいときには立ったままでなく横になった状態でするようにしましょう。
体を伸ばす時に気を付けること
妊娠する前とは違い体の調子が変わってきますので足がつってしまうこともあります。
体が重くてストレッチすることが苦痛な場合は無理にしなくてもいいでしょう。
大事なのはリラックスすることです。
こうしなければ子供に悪影響があると思ってしまいますとストレスになりそちらのほうがよっぽど体に悪いので無理をしないでください。何事もほどほどが肝心です。
体を伸ばして痛くなった時
体を伸ばすと痛みが出てしまうこともあります。
その時はすぐに伸ばすのをやめて横になってしばらく安静にしてください。
もしも痛みが治まらないようでしたら病院に行くのがいいでしょう。