出産時にできてしまった妊娠線に悩んでいる女性は意外と多いのではないでしょうか。
最近では予防効果のあるクリームもたくさん発売されていますが、対策を始めたのが遅かったり、体調がすぐれなくてケアできなかったといった理由からできてしまうこともあるでしょう。
お腹ならまだ隠すこともできますが、二の腕や太ももにできてしまうと、薄着の季節には隠すことができないので、憂鬱になってしまう人もいると思います。ノースリーブの服や水着を着る時に目立ってしまうため、コンプレックスに感じて深刻に悩んでいる人も多いようです。
効果的にケアする方法はないのでしょうか。
妊娠線は消すことができる?
残念ですが、できてしまった妊娠線を完全に消すことはできません。
産後すぐの妊娠線は、赤紫色をして痛々しく見えますが、しだいに白っぽくなり、目立ちにくくなってきます。しかし、傷跡のように残ってしまい、完全に消すことはできません。
肌の表面ではなく、肌の内部が裂けてしまったものなので、完全に治すのは難しいのです。
少しでも目立たなくするためには、保湿ケアをしっかりして肌のターンオーバー周期を上げる必要があります。
病院では治療できる?
セルフケアではあまり効果がないけれど、何としてでもを消したい、と思っている人の中には美容クリニックでの治療を考えている人もいるかもしれません。
美容クリニックで治療するとしたら、どのような方法があるのでしょうか。
まずはレーザー治療です。妊娠線にレーザーを照射して、伸びた皮膚を収縮させることによって亀裂を目立たなくするという施術です。
1回施術を受けてから次の施術まで間隔を空ける必要があるので、効果が出るまでには数ヶ月かかります。他にも赤外線治療や炭酸ガス注入などで肌の新陳代謝を高める施術があります。
妊娠線を消す効果は?
美容クリニックでの施術であっても妊娠線を完全に消すことは難しいと言えるでしょう。
きれいに消したいと思って高額な治療に踏み切ったにも関わらず、失敗や副作用に悩まされる人もいるので、施術を受ける場合もクリニック選びには注意が必要です。
美容クリニックでの施術は医療行為なので、当然リスクも伴います。
一番良いのはやはり妊娠線ができないよう予防することです。予防のためのクリームはたくさん販売されているので、自分に合ったものを選んでケアしましょう。
後悔しないためには、早めにケアを開始することが大切です。