太ももにできた妊娠線、肉割れの原因と対策。正しいケア方法とは？

妊娠中の女性にとって妊娠線は、できればできて欲しくないものの一つです。お腹だけではなく太ももなどにもできることがあり、出産後にもそのダメージが残ってしまうなんて人もいるようです。

お腹部分は仕方ないにしても太ももは気になりますよね。これは急激に太ることでも起こる肉割れと同様であり、放っておいても治ることはありません。

妊娠線や肉割れができる原因とその対策、そしてケア方法についてご説明しましょう。

妊娠線が出来る原因は、急激にお腹が出ることで皮膚が引っ張られることによって真皮部分が断裂を起こす為と言われています。

これは太ももも同様で体重が増加することで皮膚が伸びてしまうことによって、真皮が断裂してしまうのです。

また、肌の真皮部分が断裂を起こしてしまうと、完全に治ることはないとも言われているのです。

基本的には、肌に弾力があり、皮膚の柔軟性があれば妊娠線はできにくいと考えることができます。肌自体に弾力がなければ、亀裂が入りやすくなりますが、ゴムのように伸びることができれば亀裂は入りにくいものです。

その為には、しっかりとした保湿が大切。専用クリームなどをたっぷり塗り込むことで柔軟性のある肌を維持することが予防に繋がります。

また、妊娠中の体重管理がなによりも予防になります。

クリニックによって体重管理は異なりますが、一般的には１０キロ以下を目安に管理していきます。あまりにも体重が増加すると妊娠線ができやすい状態を作り出してしまいますから、太り過ぎないことも大切です。

妊娠線は一度出来てしまうと簡単い消し去ることはできません。皮膚表面の見た目をどうにかするなら、手っ取り早いのがレーザー治療ですが、産後の状態で簡単に処置をしてもらうことはできませんよね。

自宅でも簡単にでき、尚且つ効果があると言われているのがマッサージです。

一度出来てしまった線を消し去るのは簡単なことではなく、保湿をしっかりしていればいつかは消えると思っているのであれば、それは勘違いです。保湿をしているだけでは改善されません。大切なのは皮膚表面ではなく中なのです。

マッサージをすることで血行を促進し、代謝を向上、再生能力を高めてあげることで薄くすることが期待できます。

また使用するクリームの成分として有能なのが、「シラノール誘導体」です。この成分はコラーゲン層を再構築し、皮膚の弾力性を修復してくれる効果が期待されています。